妊娠中の体重増加の歴史を学んでみた

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どうも。主婦です。今回の妊娠、体重増加について注意を受けていません。過去3回の妊娠では10キロ増加した時点で「これ以上はあまり増えないように‥。」と警告を受けていたのですが、今回は11キロ増えてもまだ何も言われません。なんでも、ここ数年で妊娠中の体重増加の目安が変わったんだとか。そこで本日は、妊娠中の体重増加の目安について学んでみました。妊娠中の方や妊活中の方の参考になれば嬉しいです。

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昔の妊娠中の体重増加の目安

1960年代から1970年代にかけてのガイドラインでは、妊娠中の体重増加を最小限に抑えることが強調されていました。当時の一般的なアドバイスは、体重増加の上限を10~12ポンド(約4.5~5.4kg)とするものでした。この考え方は、過度な体重増加が母体や赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされていました。

‥こんな体重、主婦だったら妊娠初期に増えてしまいます。今の時代に生まれてよかった(笑)

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変わってきたのは1980年代以降

1980年代以降、妊娠中の体重増加に対するアプローチが変化し、より柔軟なガイドラインが提唱されるようになりました。これは医療研究や妊娠に関する知識の向上によるもので、母体と胎児の健康をサポートするために、一律の体重増加目標ではなく個別の要因を考慮するアプローチが重視されるようになった結果です。

具体的には、以下のような変化がみられます:

  1. BMIに基づくアプローチ: 妊娠前のBMI(体格指数)を考慮して、体重増加の目安を設定するアプローチが採用されました。BMIは身長と体重の比率を示す指標で、これに基づいて体重増加の適切な範囲が異なる妊娠者に合わせて提案されるようになりました。
  2. 体重増加の範囲の拡大: 以前のガイドラインに比べて、妊娠中の体重増加の範囲が拡大されました。これは、一律の上限を設定するのではなく、個人の健康状態や妊娠の進行によって変動する体重増加を受け入れる考え方の変化を反映しています。
  3. 個別の健康状態の考慮: 妊娠中の体重増加の目安は、母体の健康状態や妊娠の進行によって異なることが認識されるようになりました。妊娠糖尿病や高血圧などのリスク要因がある場合には、適切な体重管理がより重要とされています。

‥それでも、主婦が過去妊娠していた3年くらい前までは10キロくらいが一般的な上限だったと思います。4キロとか5キロとかよりはだいぶ緩くなったけど、それでも体重の増えやすい体質らしい主婦にとっては体重管理に苦労しました。

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現在の妊娠中の体重増加の目安

それでは、現在はどうなのかと言うと、BMIごとに分かれているそうです。

BMI 18.5未満(低体重):

  • 体重増加の目安は約12.5~18kg程度です。
  • 妊娠中に適度な体重増加を促すことが重要です。健康な赤ちゃんの成長をサポートします。

BMI 18.5~24.9(正常体重):

  • 体重増加の目安は約11.5~16kg程度です。
  • 妊娠中に適度な体重増加を維持することで、母体と胎児の健康を保つのに役立ちます。

BMI 25.0~29.9(肥満度1度):

  • 体重増加の目安は約7~11.5kg程度です。
  • 過度な体重増加を抑えることで、妊娠糖尿病や高血圧などのリスクを低減しましょう。

BMI 30.0以上(肥満度2度以上):

  • 体重増加の目安は約5~9kg程度です。
  • 妊娠中の体重管理によって合併症のリスクを軽減し、母体と赤ちゃんの健康を保つことが重要です。

‥正常体重の人で11.5キロ〜16キロ!随分緩くなっています。臨月に入るという時期にやっと10キロ増加したのだから、どうりで注意されないわけですね。納得しました。

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質の良いもので体重を増やそう

体重増加の目安が緩くなったとはいえ、お菓子や揚げ物で増やすのと質の良い食べ物で増やすのとでは赤ちゃんと母体に与える影響は全く違いますよね。質の良い食事をしっかり食べて自然に増える体重は気にせず、ストレスを溜めずに体重管理ができる現在に感謝して残り少ないマタニティ生活を楽しもうと思います。 

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